• 全トランス脂肪酸使用の加工食品に、表示の義務付けそして段階的な使用禁止を求めます!
    わたしが、マーガリンや洋菓子に代表されるトランス脂肪酸の人体への悪影響を考えたきっかけは、youtubeでみかけたとある動画でした。動画には、マーガリンとバターを容器に置き、蟻がどちらを好むかを比べるものでした。実験では、蟻はマーガリンには寄り付きもせずに、バターに集るそんな様子が流れていました。その動画を見たときに、マーガリンは自然に近い食品ではなく、虫をも寄せ付けない人工的に作られてものだと感じたことを、強烈に覚えています。それから、マーガリンの購入を一切せず、バターの購入を始めました。しかし、自分の消費する食品はスーパーで選択できても、外食した時に、マーガリン使用なのか、判断ができないことに疑問を覚えました。様々な加工食品や外食先の食事に使用されているのであれば、消費者として知りたい、ただ単純にそう思いました。 現在、世界各国でトランス脂肪酸の使用に規制がかかっています。2015年には、アメリカの米食品医薬品局(FDA)が心臓疾患のリスクを高めると判明したため、トランス脂肪酸の使用を2018年までに禁止する方針を打ち出しました。*1 またアメリカニューヨーク州では、2007年という早い段階からレストラン、ベーカリー等でのトランス脂肪酸の使用を禁止という画期的な規制を実施しました。つぎに、2011年には人工的なトランス脂肪酸を含む食品の販売や使用が禁止となりました。実際に効果として、2017年4月にイエール大学の医学部で、トランス脂肪酸使用規制のあるニューヨークと規制のない近郊地域を比較すると、心臓発作と脳卒中の患者数が6.2%減少したという結果を「JAMA」(米国医師会雑誌)が発表しました。*2 この結果のように、トランス脂肪酸摂取により人体に影響があることが明らかになってきています。もちろん、農林水産省のホームページで紹介があるように、ニューヨークの例にしても、トランス脂肪酸含有量が0.5%未満のものはトランス脂肪酸を含まないとみなしていること、また袋詰めされた商品等は表示対象外という落とし穴もあります。*3 よって、個人の摂取方法によって、過剰摂取になる可能性は否定できません。 農林水産省では、消費者にバランスのよい食事を推進する取り組みに力をいれているとのことですが、欧米の食文化ブームにより、個人での自主規制というのは困難を極めます。 トランス脂肪酸に関しては、摂取を抑えることでよい結果がでているのであれば、消費者としてトランス脂肪酸がどのくらい使用されているのか、含有量そして摂取する場所にかかわらず、知る権利があると思います。よって、規制を定め、業者による含容量に関わらず、さらなる法的な表示義務をもとめ、実際にレストランや公共施設でのトランス脂肪酸の使用を禁止するよう求めます。 参考 *1 農林水産省 「トランス脂肪酸に関する取り組み」 http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/index.html *2 Eric J. Brandt, MD1; Rebecca Myerson, MPH, PhD2; Marcelo Coca Perraillon, PhD3; et al (2017 June) “Hospital Admissions for Myocardial Infarction and Stroke Before and After the Trans-Fatty Acid Restrictions in New York.” The JAMA Network . http://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/article-abstract/2618359 *3 農林水産省 「トランス脂肪酸に関する各国・地域の取り組み」 http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_kokusai/overseas.html
    53 賛同者 100 署名
    作者: 河津 純子 Picture